私が住んでる場所は大阪なのですが、 友人の自宅近く( 大阪港付近 )でヒアリとヒアリの女王アリが見つかったようです。
日本で最初に見つかったのが2017年5月、兵庫県の神戸港なので、同じ近畿で近場です。
猛毒をもつアリで凄まじい繁殖能力に加え、産卵期の女王アリは羽根があるので風にのって
10キロ移動することも可能だと今朝の情報番組(スッキリ)で放送されてました。(~_~;)
猛毒をもち凄まじい勢いで繁殖していく危険生物なので、
他人事に考えてはいけないと思い、ヒアリの特徴、見分け方、
刺された場合の 症状や対処法など書きとめたいと思います。
ヒアリの画像と特徴
原産地 南アメリカ 体長 2~6 mm
体色は赤褐色で腹部が暗くつやがる。
触角の先がややふくらみがあります。
お腹の前の腹柄に2つのコブがあります。
お尻の先に毒針があり、非常に攻撃的で、
節足動物( 昆虫類、甲殻類など) のほか 爬虫類、小型哺乳類なども集団で攻撃し捕食する。
出典 : 東京都環境局
ヒアリの高い繁殖能力
日当たりの良い場所に巣となるドーム状の形をしたマウンド状のアリ塚を作り、
1日に80個から100個の卵を産むと言われてます。
コロニー内に存在するありの数は、数万から数十万にもなると言われ、
複数の女王のコロニーで女王アリが100匹いたとして、1日で8000個から1万個の卵を産む計算になります。
さらに怖いのが、女王アリには羽根があって風にうまくのると10キロ移動できる能力をもつということです。
最初に発見されたのが今年の5月で、今の時点(7月)でも徐々に広がりをみせてるようです。
ヒアリに刺された場合の症状、応急処置と病院、何科に受診?
症 状
刺されると、アルカロイド系の毒(ソレノプシン)によって、
● 非常に激しい痛みをともない、水泡状に腫れる
● 頭がかゆくなる
● 息苦しくなる
ソレノプシンは、呼吸困難、意識障害等を起こす場合があり、
毒にたいして強いアレルギー反応を起こすと死にいたるケースもあるようです。
刺された直後の対処
● 体を寝かせて、20分~30分安静にして様子をみる。
● 体調の変化がないか注意
● 患部を触らず冷やす
● 症状が悪化しない場合には、ゆっくりと病院を受診 ( 内科、皮膚科、小児科 )
症状が悪化した場合
● 一番近い病院( 内科、皮膚科、小児科 ) を受診する。
※ 救急うけいれのあるある病院が望ましい。
● アリに刺された可能性があること、アナフィラキシーの可能性があることを伝え、すぐに治療してもらう。
参考元 : 環境局
ヒアリの駆除方法
駆除方法
● アリ用殺虫剤を(液剤) かける
● 熱湯をかける
● ベイト(毒餌)を使用する。
ヒアリを発見した場合 連絡先電話番号一覧
※ 生きてる状態の胴体を手で絶対に触らない。
※ 強い毒性を持ち攻撃性が高いので、ただちにその場を離れ、
最寄りの管轄区域の地方環境事務所に連絡すると対応していただけるようです。
地方環境事務所
電話番号一覧
一刻も早く、日本中から ヒアリが駆除されることを願ってます。
最後に、余談
数年前のはなしですが、山にキャンプにいった時に、 アリに足を一か所噛まれたことがありました。
その時はじめてアリって噛むんだ、、ということを知りました。
ただ、噛まれた直後はなんともなくて、
あれ、少し痒いかな?程度だったのですが、
1時間後に噛みあとをみると、赤く腫れあがり (3cmくらい)
強い痒みが1週間近く続いて大変な思いをしたことがあったんです。
痒いのもつらいのだけど、かきむしってしまい、傷跡がしばらくのこってしまいました。
大人でもこんな状態になるので、小さなお子様が噛まれたとなると
ほんと大変なことになる場合があるので、
くれぐれも気をつけてくださいね。